「ライブ用耳栓」って聞いたことありますか?
ライブが終わった後、なんだかいつもより耳が聞こえづらく感じたり、耳鳴りがしばらくしているなんて経験はないですか?
そんな経験が一度でもある方に!今後も大好きな音楽を長く楽しめるように!
大音量から耳を保護してくれる「ライブ専用の耳栓」をご紹介します!
\ こんな方にライブ用耳栓がおすすめ /
\ 今回比較するライブ用耳栓 /
・Crescendo Music 20dB
・THUNDERPLUGS Thunderplugs Powered by Alpine
(記事に登場するのは旧品の感想になります。)
※商品名をクリックすると、ポイント還元が嬉しい楽天市場で詳細をご覧になれます。
この記事では、わたしや友人のライブでの実体験や、実際に使ってみたライブ用耳栓の比較もしています。
どれを買おうか悩んでいる方にも、ご参考になれば幸いです。
ちなみに、今回わたしが一番おすすめするのはこちらです。↓
100均の耳栓との比較や、他のライブ用耳栓との比較もしていますので、よかったら最後まで見ていってくださいね。
ライブ用耳栓とはなんぞや?
特にライブハウスでの公演によく行かれる方、中でも小箱と呼ばれるような収容人数が少なめのライブハウスでのライブによく行かれる方。
先にも書きましたが、
・ライブ中、音が大きすぎてなんだか耳が痛い。キーンっとする。
・ライブ後、しばらくいつもより音が聞こえづらい。音がこもって聞こえる。
・ライブ後、しばらく耳鳴りが治らない。
なんて経験はないでしょうか?
大音量で生音を聴けるのがライブの醍醐味だ!とおっしゃる方も多くいらっしゃいます。
でもライブ中、日常生活ではほぼ体験することのない大きな音に耳もダメージを受けます。
スピーカーと距離が近くなりがちなライブハウスでは、大きな音が耳にダイレクトアタックです!
そんな大音量から、ライブならではの音質や臨場感を損なうことなく、耳を保護してくれる耳栓、それが「ライブ用耳栓」です。
※耳を完全に保護してくれるものではありません。
ライブ用耳栓、どんな時に使う?どんな会場で使う?
ライブ用耳栓のことはなんとなくわかった。でもそれってすべてのライブで必要?
そもそも”ライブ”というものに初めて行かれる方や、これまで耳に違和感を感じたことがない方もきっといらっしゃいますよね。
わたしがライブ用耳栓を使うようになったきっかけ
わたしがよく通っているアーティストたちは、アリーナやホールなど比較的大きな会場でのライブが中心だったため、それまで耳に違和感を感じたことはありませんでした。
たまにライブハウスでのライブがあっても、Zeppクラス(キャパ2000人前後)の大きなライブハウスばかり。
ここでも特に耳に違和感は感じませんでした。
ところが突然やってきた!ライブハウス全国ツアー!
しかもキャパ1000人以下、500人以下の割と小さめのライブハウスばかり。
ふと、何度か別のバンドでキャパ500人ほどのライブハウスに行った時のことを思い出しました。
「そういえばライブ後、なんだかいつもしばらく耳が聞こえづらかったなー」と。
同じくライブ好きな友人の中には、耳の違和感が数日治らず、耳鼻科を受診したと聞いたこともありました。
これから控える小箱ツアーが急に不安になり、調べた結果、ライブ用耳栓を購入するに至りました。
人ぞれぞれ異なる、会場・アーティストで異なる
上記に書いたのは、あくまでもわたしの耳栓が必要かどうかの基準です。
友人の中には、会場の大きさ問わずライブ用耳栓をしているという人もいます。
大きめの会場だとしても、スピーカー前の席や立ち位置になってしまったら、いつもは大丈夫でもやはり不安はありますよね。
また参加されるアーティストの音楽のジャンル・テイストにもよると思います。
わたしはバンド形態のライブ(ロック・ポップス)に行くことが多いですが、
ギターやピアノ、弦楽器など、アコースティックなテイストのアーティストと、逆にヘビメタや大きく激しい音を得意とするアーティストでは、音の大きさや迫力は変わってきますよね。
特に耳に違和感を感じていないけれど不安な方や、ライブが趣味だ!という方は、念のため、ひとつ持たれていてもいいかもしれませんね。
ライブ用耳栓、100均となにが違うの?使用感は?
100円均一の耳栓となにが違うの? @ライブ用耳栓
耳栓と聞いて、「じゃあ100均で買えばいいか!」と思われた方!
小さめのライブハウスによく通っていた友人の中にも「ライブ後に耳鳴りがするから…」と100円均一で販売されている、よくある普通の耳栓を使っていた人がいました。
その友人にも、ライブ用耳栓をおすすめしたところ、音の聞こえ方が全然違っていたようで!!
今ではライブ用耳栓愛用者です。
通常の耳栓は、就寝や作業の際など、音を遮断するために使います。
せっかくライブに行くのに生音を遮断してしまって、音がクリアに聞こえないのはもったいないですよね!
ライブ用耳栓は、音質はそのままに音量だけを下げてくれるので、ライブの臨場感、生音の良さをそのまま体感できるということなのです!
実際に使ってみた感想 @ライブ用耳栓
仕組みは分かったけど、実際に使ってみてどうなの?ということで、これはあくまでもわたしが通っているバンドでの体感ですが、
耳栓をしていない場合、観る場所によっては音割れしそうなほどの大音量で聞き取りづらいこともあります。
(対バンなどで、知っている曲じゃなかったら、何を演奏してるかいまいちわからん…なんてことないですか?ないかな?笑)
でも、ライブ用耳栓を使用すると、音量が少し下がることで、随分聞きやすくクリアな音になる気がします。
また、ボーカルの歌声もとても聞きやすくなり、歌詞までしっかりと聞き取れるようになりました。
(※個人の感想です)
せっかくのかっこいい演奏、綺麗な歌声でも爆音過ぎて聞き取りづらかったらもったいないですもんね^^;
また、せっかく「整理番号が良かった!前方に入れた!」となっても、スピーカー前で音が大きすぎてライブに集中できなかったらもったいないですよね。
これはアーティストや会場の音響にもよると思いますが、わたしが通っているアーティストでは、いまのところスピーカーの目の前にいても、ライブ用耳栓をしていれば、耳に違和感を感じたことはありません。
(※個人の感想です)
もちろん、音が大き過ぎてスピーカー前では耳栓をしていても、少し耳鳴りがする…
という声も見かけましたので、ライブ用耳栓を過信せず、注意は必要です。
ライブ中のMCなど、演奏以外の場面ではやはり少し聞き取りづらさを感じることはあります。
その際も簡単に付け外しが可能ですので、個人的には、特に困ることはありません。
ライブに耳栓?失礼じゃない?
ここまで、ライブ用耳栓の魅力を綴ってきましたが、中にはライブ中に耳栓を使用することに対して、「アーティストに対して失礼じゃないの?」とネガティブな印象を持たれる方もいらっしゃるかもしれません。
「ライブ専用の耳栓があるんだよ!!」と声を大にしてお伝えしたいところですが、
実際にライブグッズとしてライブ用耳栓を販売しているアーティストもいます。
ということは、ミュージシャン公認!ということですね。
ライブ用耳栓、いいぞ
— あっちゃむ (@atchammm) February 6, 2023
私も小さい箱でスピーカー近い時に使ってるけど、ボリュームは下げつつ音がこもらずクリアに聴ける優れもの
失礼どころかなんならアーティスト側でグッズで出してくれてたりするぞ
私は打首さんのを持ってるけどキュウソも同じタイプ出してる pic.twitter.com/y8QsBnXQjx
あくまでもわたしの主観ではありますが、誰よりも音楽が好きで、理解しているミュージシャンのみなさんですから、ライブでの耳への負担は理解されている方が多いのではないかと思っています。
おすすめのライブ用耳栓はどれ?
お待たせしました!
ライブ用耳栓の魅力をお伝えしたところで、わたしが実際に使用しているライブ用耳栓2種類を比較・ご紹介したいと思います。
価格帯は1500円以上するものばかりですので、100円均一の耳栓と比べると高く感じますが、先に述べてきた性能や繰り返し使える点を考えると、ライブ好きの方には、高い買い物でもないと思います。
(※個人の感想です)
Crescendo Music 20dB ライブ用耳栓 その1
「コンサートホールや音楽愛好家のために特別に設計されました。アコースティック・メッシュ・フィルターは、安全なリスニング・レベルにまで低減され、全周波数に対して音楽的なオーディオを提供します。」
わたしが普段愛用しているライブ用耳栓です。
「ライブ用耳栓」で検索をするとよく見かけるオレンジ色のパッケージだと思います。
プロミュージシャンや音楽リスナーのためにイヤープラグ(耳栓)を作っている会社です。
値段も2000円以下で、購入しやすい価格帯かと思います。
ライブMCや会話はほんの少し聞き取りづらく感じますが、許容範囲内かと思います。
ライブ自体の音は先述の通り、ボーカル・楽器ともにクリアな音が楽しめると思います。
ただ、口コミなどを見ていると、ドラムのハイハットの音など高音域が削られてしまい、物足りなくなるという声もありました。
その点について、わたしは気になりませんでしたが、逆に高音域が削られることで、全体として聞きやすくなったと感じたのかもしれません。
仕様としては、Mサイズ、Lサイズ両方のイヤーチップが1セットずつ付属しており、自分の耳の大きさにあったものを選べます。
わたしはMサイズのイヤーチップを使用していますが、フィット感もよく、着脱も簡単で違和感はありません。
自分の耳の大きさの大小は分かりませんが、使用しているイヤホンのイヤーチップは、大中小のうち、小を使用していますので、小さめかもしれません。
ですので個人的には、女性の方にもおすすめのライブ用耳栓です。
お色はホワイト一色なので、耳に入れてしまえば馴染み、外側からも気にならないと思います。
また、アルミ製のキーリング付きケースがついていますので持ち歩きやすく、すぐに出し入れでき、紛失もしにくそうです。
使用後の洗浄の際はフィルターを外し、何度も水洗いしていますが問題なく使用できています。
(フィルター無しではライブ用耳栓の意味がありませんので、無くさないように注意です!)
わたしが愛用している上記は「一般の音楽ファン向け」です。
少し高価にはなりますが、「ミュージシャンやロックコンサートで音楽を楽しむ人」向けの高性能耳栓「Crescendo PRO – Amplified 20」もあるようです。
(このPROシリーズは、ドラマー用、管楽器用など用途に合わせて4種類あります。)
頻繁に小さめのライブハウスに行かれる方や、ツアーが決まったからたくさん行く!という方は、こちらを検討してみてもいいかもしれませんね。
Bananaz Thunderplugs Classic ライブ用耳栓 その2
「Thunderplugsは、特別な音楽用のフィルターで、すべての周波数に渡って平均20dBの遮音性能を誇り、音の楽しみを損なわずに、あなたの耳を難聴や聴覚障害から守るライブ用耳栓です。不快な装着感がなく脱着も簡単です。」
Thunderplugs公式より引用
※こちらの旧品番(黄色のパッケージ)を以前使用したことのあります。
旧品番は廃盤になり、さらに性能が良くなって新型に変わったようです。
旧品番のレビューとなります。ご了承ください。(2024年4月更新)
このお猿さんのパッケージもよく見かける気がします。
楽器店で購入した際、3種類ほどライブ用耳栓が並んでいましたが、こちらが一番安価だったと記憶しています。
仕様としては、イヤーチップのサイズが1つのみです。
実際装着してみると、わたしの耳にはフィット感が悪く、大きく感じました。
先ほどの「Crescendo Music 20dB」のLサイズくらいのサイズ感だと思います。
耳が小さめの方が使用するには、少し難しいかもしれません。
耳にフィットしていなかったせいもあるのか、正直ライブMCは大変聞き取りにくく、いちいち耳栓をはずして聞いていました。
ライブ自体は、適度に音が軽減され、ドラム3台が並ぶイベントでしたが、大きな音も問題なく、純粋に楽しむことができました。
ただ、普段通っているアーティストとは違いましたので、比較することはできず、もしかしたら聞こえていない音域もあったのかもしれないです。
また、こちらも同様のキーリング付きケースが付いていますので、持ち歩きにも便利だと思います。
\ 他のライブ用耳栓も見てみる /
ライブでの生音をよりクリアに楽しめて、耳へのダメージも軽減できるライブ用耳栓。
これからも長く音楽を楽しんでいくために、使用を検討されてみてはいかがでしょうか?
おわり。